こんにちは!ますだ歯科クリニックです。
今回も引き続き
「食べ物が歯にはさまるだけで受診しても
いいの?」についてお話していきます。
歯に「はさまる」「詰まる」を
放置しないで!
〈歯に「はさまる」「詰まる」の
よくないことは?〉
●食べ物がとどまりやすいお口。=プラークが
溜まりやすいお口。
⇓
虫歯や歯周病になりやすいです!
●歯茎が下がったり、歯が出てきたりして
歯の根が露出している状態。
⇓
虫歯のリスクが非常に高いです!
●虫歯で食べ物がはさまる場合
治療しないと?
⇓
虫歯がさらに進んでしまう可能性が
あります。
●歯や被せ物・詰め物が欠けたことで食べ物が
はさまる場合、治療しないと?
⇓
内部に細菌が侵入して虫歯に
なりやすいです。
●お口の変化に気づかず、状態に合ったケアを
していないと?
⇓
虫歯や歯周病になりやすくなります!
歯医者さんに行きましょう!
1、治療でプラークがとどまりにくい状態に
してもらいましょう。
●虫歯がある場合は、さらに進行しないよう
適切な治療を受けましょう。
●歯が欠けたり、隙間があるようなところは
治療によって食べ物がはさまらない状態に
することが望ましいですが
状態によっては治療で隙間を
埋められない場合があります。
また、歯を削って詰めたり被せたりする
治療では削ったところから、再び虫歯に
なりやすいですので治療をせずに歯磨きや
プロケアで対応していくこともあります。
●ブリッジの人工歯(ダミーの歯)と
歯茎に隙間ができた場合は、隙間を
埋めるようなブリッジを作ることが
あります。
●歯並びが悪くて食べ物が
はさまりやすい場合は、食べ物が詰まって
虫歯治療を繰り返すようであれば
矯正治療を検討するのも1つです。
●歯茎が下がって隙間ができた場合は
歯の根が歯茎で覆われていないため虫歯に
注意です!
歯磨きで上手にケアできるように
していくとよいです。
2、歯磨き指導を受けましょう!
お口の状態によって歯磨き方法は
変わります。
歯が動いたり、隙間が
ひろがってしまった状態に気がつかず
以前と変わらない歯磨きをしていると虫歯や
歯周病になってしまうことがありますので
歯医者さんでお口の状態に合ったケア方法の
指導はもちろん、おすすめのケアグッズも
紹介してもらいましょう。
特に虫歯や歯周病になりやすい場所を知り
その部分の適切な磨き方を
マスターすることが大切です。
—歯間ブラシ選び—
歯茎が下がって歯と歯の間に隙間が
あるような状態では、歯ブラシとともに
歯間ブラシの使用が有効ですが歯間ブラシは
サイズを選んでもらい、指導を受けて
使用しましょう。
お口の状態によっては、2サイズを
使い分けていただくこともあります。
定期検診に行きましょう!
定期的に受診していれば、食べ物が
詰まりやすくなったという不具合を気軽に
伝えることもできます。
お口に合ったケアや指導を定期的に受けて
悪化しないように守っていきましょう!
お口を何十年と使っていると
いろんな変化が出るものです。
歯は移動しますし、被せ物や詰め物なども
長く使っていると劣化していきます。
虫歯や歯周病の新たなリスクが
生じていることもあります。
そういう変化に自分で気づける方は
ほとんどいらっしゃらないと思います。
お口の変化にいち早く気づけるのは
歯医者さんです。
定期的に受診しましょう!
食べ物がはさまることを「ささいなこと」と
思う方もいらっしゃるかもしれませんが
ぜひ歯医者さんに伝えてほしいと思います。
どんな影響があらわれているかは
専門家にしかわかりません。
今回、お話したものは一部にすぎません。
お口のことで気になる方はお気軽に
スタッフにご相談ください。
それが健康を取り戻すきっかけになることは
よくあります。
快適な食事ができるように
していきましょう!