虫歯・歯周病は、毎日歯をみがけば予防できると思われていますが、日本の80歳の方が残している歯の本数が平均7本というデータからもご自宅での歯みがきだけでは限界があります。 それは病原菌である虫歯菌や歯周病菌がお互いに連鎖し合って膜『バイオフィルム』となるからです。 このバイオフィルムは歯みがきでは落ちません。
定期的にプロのスタッフによって機械的に取り除くことにより、虫歯や歯周病を予防できます。 プロの技術によって隅々まで痛みなく歯の表面を傷付けずに清掃します。 痛くなってから慌てて歯科にくるのではなく、痛くなる前、ひどくなる前から一緒に予防していきませんか?ぎりぎりまで我慢するのは、歯にとって本当によくないことです。 ずっと自分の歯で過ごしたい・・・と思うならば予防歯科は欠かすことの出来ない大切なことです。
歯に高濃度のフッ素を塗布します。 フッ素を定期的に歯の表面に塗布する事で、むし歯になりにくい歯を育てていきます。 十分な効果を得るためには、年に3~4回のフッ素塗布を行うことが理想です。
歯のエナメル質を硬くすることで、虫歯の原因菌が作り出す酸に強い歯を作っていきます。
酸で溶けてしまった虫歯になりかけた部分をもとに戻す、唾液の再石灰化作用を助けます。
虫歯の原因菌の活動を抑えて、歯を溶かす酸が作り出される量を抑制することができます。
PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、訳すと「専門家による機械を使った歯の清掃」という意味です。 専用の機器を使用し、虫歯や歯周病の最大の原因である「バイオフィルム(歯の表面に付着した細菌のかたまり)」や歯垢・歯石を除去していきます。 と言ってもこれはあくまで歯のクリーニングなので、ドリルなどで歯を削ることはありません。 普段の歯磨きでは除去できないプラーク(細菌の塊)がしっかり取れるので、爽快感を味わうことができます。 また、バイオフィルムは約3ヶ月で再生されると言われていますので、定期的なPMTCをお勧めしています。
患者さん一人ひとりの歯並びが違うように、人それぞれ正しいブラッシング法は違うものです。間違った方法だと、せっかく丁寧にみがいていても汚れが残っていることが少なくありません。 当院では、お口の状態や歯並びに合わせて、効果的なブラッシング法をお教えいたします。 虫歯や歯周病を防ぐためには、毎日のケアが大切です。正しい歯みがきの仕方を身につけ、大切な歯を守っていきましょう。
唾液検査によって、お口の中の細菌の種類や数、唾液の質と量などを調べて、患者様に効果的なむし歯予防法をご提案します。 自分の虫歯に対するリスクを知ることで、自分にあった予防を行なっていくことができます。