小児歯科
お子様のお口の健康を守ります
虫歯の予防から歯並びのチェックまで
小児歯科では、小さなお子様のお口を診させていただきます。
虫歯を治療するのはもちろん、歯の健康を守るために虫歯を予防したり、歯並び・噛み合わせに問題がないかチェックしたりして、成長過程にあるお子様のお口の健康をトータルにお守りいたします。
乳歯は虫歯になりやすい
乳歯は大人の歯(永久歯)よりも柔らかいため、虫歯になりやすい・進行しやすいと言われています。
「乳歯はやがて生え変わるので、虫歯になっても問題ない」と思っている方もおられるかもしれませんが、乳歯が虫歯になると永久歯も虫歯になるリスクが高まりますので、乳歯の虫歯であっても歯科クリニックを受診して適切な治療を受けるようにしましょう。
お子様を“歯医者嫌い”にしないために
いきなり痛い・怖い治療はしません
小さな頃に歯医者で怖い目に遭い、トラウマを植え付けられてしまうと、“歯医者嫌い”になってしまう恐れがあります。
なので、いきなり痛い・怖い治療は行いません。
まずは歯医者の雰囲気に慣れてもらうところから始めて、お口を開ける練習をしてもらうなど、その子の成長に合わせてゆっくりと治療を進めていきます。
一緒に診療室へお入りいただけます
小さなお子様が治療を受けられる場合、保護者の方も一緒に診療室へお入りいただけます。
お母様・お父様がそばにいた方がお子様も安心で、スムーズに治療が受けられるようになります。
お子様のそばで治療を見守っていただき、頑張って治療を受けられた時にはたくさん褒めてあげるようにしてください。
怖くてどうしても治療が受けられない場合には?
笑気麻酔に対応しています
治療への恐怖心が強くて、どうしても治療が受けられない場合には、笑気麻酔を使用することが可能です。
低濃度の笑気ガスを鼻から吸い込むことで、半ば眠っているような状態になるので、治療に対する恐怖心が和らぎます。
使用するのは30%以下の低濃度の笑気ガスで、副作用は非常に少ない鎮静法ですので、小さなお子様でも安心です。
お子様の虫歯予防
フッ素塗布
歯の表面に定期的にフッ素を塗布する事で歯の表面をコートし、エナメル質を酸に溶けにくい性質に変え、虫歯への抵抗力を高めます。
塗布する事で歯の表面をコートし、エナメル質を酸に溶けにくい性質に変え、虫歯への抵抗力を高めます。
当院では、フッ素イオン導入もとりいれております。
フッ素塗布に比べるとより効率的に歯の内部にまで成分をしっかり浸透させる事ができます。
予防効果を高めるために、年3~4回、定期的にフッ素塗布を受けるのがおすすめです。
フッ素塗布の効果
歯質を強化
フッ素の効果により歯質を強化して、虫歯菌が生成する酸に負けない歯を作ります。
歯の再石灰化を促進
虫歯菌の酸により溶けた歯を元の状態に戻す、歯の再石灰化を促進します。
虫歯菌の活動を抑制
虫歯菌の活動を抑制して、歯を溶かす酸が生成される量を減少させます。
シーラント
歯ブラシが届きにくい奥歯の溝をフッ素配合のレジン(歯科用プラスチック)で塞いで、虫歯を予防する方法です。
生えたての乳歯や永久歯に効果的です。
歯磨き指導
お子様お一人おひとりの歯並びに応じて、虫歯予防に効果的な歯磨き方法や、歯ブラシの選び方などをアドバイスします。
小さなお子様の場合、ご本人だけではしっかり歯磨きするのは難しいので、併せて保護者の方に仕上げ磨きの方法をお伝えいたします。