こんにちは！ますだ歯科クリニックです。
今回は、「年齢別の仕上げ磨き」について
お話していきます。

年齢別仕上げ磨き

【６～８カ月】
乳歯が生えはじめるのは、個人差もありますが
生後６か月頃からです。
最初は赤ちゃんが歯のケアに慣れるまで
ガーゼ磨きをしましょう。
ぬるま湯で湿らせたガーゼを人差し指に巻き付け
乳歯の表と裏をやさしく拭きます。
お掃除するタイミングは、授乳後や離乳食後
就寝前に行いましょう。
ガーゼでの歯磨きに慣れてきたら、この時期は
磨くというより歯ブラシに慣れさせることが
とても大切です。
安全リングが付いた赤ちゃん用の歯ブラシが
おすすめです。
自分で歯ブラシを持ってしまって喉の奥を
突いたりしないためです。

【１～２歳】
歯磨きに慣れながら「歯磨き習慣」をつけていく
時期です。
注意して磨いていただきたい場所は、上の前歯です。
哺乳瓶でミルクを飲むため、ここは虫歯に
なりやすい場所です。
上の前歯を磨くとき、小帯（上唇小帯）に歯ブラシが
あたると痛いので、指でガードしながら磨きましょう。

【３歳～】
この頃には乳歯が生えそろいます。
奥歯の噛み合わさる面は溝が深いため、磨き残しが
多くなりやすい場所なので汚れをかきだすつもりで
歯ブラシを小刻みに動かし磨きましょう。
５歳頃になると顎の成長に伴い歯間に
隙間（発育空隙）が見られるようになり、歯と歯の
隙間に食べ物が挟まりやすくなります。
子供用の糸ようじもありますのでフロスや糸ようじを
使って、歯の間を仕上げ磨きしてあげることが
虫歯予防に有効です。

【６歳～】
この頃には、一番奥の歯が生え、さらには前歯から
歯が生えかわっていきます。
生えはじめ途中は、歯ブラシがあたりにくいので
汚れがたまりやすく、特に虫歯になりやすいため
大人による仕上げ磨きはさらに重要になります。
前歯は小刻みに歯ブラシを動かして磨いて
奥歯は内側・外側・横などすべての歯の面に
歯ブラシがあたるようにしっかり確認しながら
磨きましょう。
乳歯に比べて永久歯の方が深く虫歯になりやすいので
歯科医院で「シーラント」をすると溝に汚れが
つきにくくなるのでおすすめです。

子供の歯は、虫歯になりやすく進行が早いのが
特徴です。
お子さんの歯の健康を守るためには
正しいホームケアと歯科医院での定期検診が
とても重要です。
仕上げ磨きは、お子さんが小さい今だけの
スキンシップです！
一緒に楽しみながら毎日の積み重ねを大切にし
虫歯に負けない丈夫な歯を目指しましょう！
気になることがありましたらお気軽にスタッフに
ご相談下さい。