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メディカルノート

よく噛めるお口でいよう②

こんにちは!ますだ歯科クリニックです。
前回はよく噛んで食べられるお口の健康の
大切さをお話しました。
今回も引き続きよく噛めるお口でいよう
テーマにお話していきたいと思います。

噛むこと

皆さんは「噛む」ことについて
意識されたことはありますでしょうか?
現代では、昔よりもやわらかくて
食べやすいものが多く、噛む回数が
減ってきています。
古代から現代までの食事の噛む回数について
時代ごとに研究されたものがこちらです。
各時代の食事でこんなに違う
         咀嚼回数(1食につき)
●卑弥呼の時代(弥生) 3990回
●紫式部の時代(平安) 1366回
●源頼朝の時代(鎌倉) 2654回
●徳川家康の時代(江戸初期) 1465回
●篤姫の時代(江戸後期) 1012回
●戦前(昭和初期) 1420回
●現代 620回
昔の人々は、干物や玄米のおこわなど
硬いものを日常的に食べていましたが
現代人は、ご飯よりもパンや麺類などといった
やわらかい食べ物を好んで食べる傾向があり
それが咀嚼回数減少の原因とも
いわれています。
現代人は、噛む回数が少ないので顎が昔の
人に比べて小さく歯並びが
悪くなりやすいです。
日頃からよく噛む意識をより持って
お食事していきませんか?
そこで日本歯科衛生士会が掲げている
よく噛む10か条」をご紹介します。

よく噛む10か条

①一口30回ずつ噛んで食べる。
②飲み込もうと思ったらあと10回噛む。
③食べ物の形がなくなるまで噛む。
④唾液を混ぜておいしさを味わってから
 飲み込む。
⑤水分と一緒に流し込まない。
⑥1回の量を少なくする。
⑦口の中に入れたものを飲み込んでから
 次のものを入れる。
⑧歯ごたえのある食材を選ぶ。
⑨一口食べたら箸を置く。
⑩会話を楽しみながら食べる。
これらは子供から大人まで誰にでもできる
手軽な健康法だと思います。
今日から少しずつでも意識してみては
いかがでしょうか?
よく噛むにはしっかりと噛める歯が大事に
なってきます。
虫歯・歯周病で歯を1本失ってしまうだけで
噛み合わせが崩れてしまったり、歯が
グラグラしてよく噛めなくなってしまいます。
将来やってくるシニアライフを元気に
楽しむためにも歯を多く残し、噛めるお口で
いられるように毎日の歯磨きや歯科医院での
定期的な検診を受けましょう。
気になることがありましたらお気軽に
ご相談ください!
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